みっちゃんのぶろぐ。

食べるより作る方が好きな人のキロク。

帯状疱疹の記録 1~3日目

 

帯状疱疹になりました。

 

 

20代前半、基礎疾患なし、ストレスフリーな暮らしで。

どうして?

(ちなみに父親も帯状疱疹やってる。父は365日激務で50代なかばで帯状疱疹なので、免疫力が落ちてたんじゃないかなと推測)

 

そしてこの帯状疱疹、初動がまァわからん。

私は勘違いして帯状疱疹だと気付くのが遅れた。

 

なので誰かの参考にしてもらうために記録をつけとこうと思う。

 

もし家族が帯状疱疹になったと言われたら

「痛がりすぎよ〜」「単なるぶつぶつでしょ?」

などと言ってはいけない

 

とにかく辛いものだと認識してイタダキタイ……

 

 

では下記に帯状疱疹のログを記して行こうと思う。

 

 

1日目

元々夏場は汗で体が痒くなりやすい体質なので、全身の皮膚がボロッボロになる。

そんな中で左の脇腹、腰付近に赤い傷が。

 

【寝てる時に引っ掻いたかな。いやだな】

 

そう思いつつ、ズボンのゴム部分が丁度当たるので擦れていたいなと考えていた。

 

 

2日目

昨日こすれてたとこがガッツリ悪化してる。

絆創膏もないし、仕方ないので仕事中に何度もデスクをぬけてオロナインを塗りに行く。

最後らへんはもうめんどくさくてデスクでこっそりオロナイン塗ってた。

塗っても楽にならない。

ズボンもキャミソールも当たるのが痛くて、無理すぎたのでズボンは患部だけ当たらないようにずらしてキャミソールも胸まで上げて患部丸出しにしておいた。

厚めの黒いシャツ着てたから出来たこと。初めて黒シャツ勤務したタイミングがこれで本当に良かった

 

帰宅後、抗生物質(家にあったやつ)を塗る。幹部はこすれるところ以外にも前側、後ろ側にも増えてて計3箇所になっていた。

 

だいぶ痛いので、1番こすれるとこにキズパワーパッドを貼る。あとの2箇所は対応サイズが家にないのでスルーした。

 

 

3日目

仕事は休み。土曜。

朝からいくつかやることをこなしつつ、甲子園みたりたこ焼き食べたりしてた。

夕方16:30頃、なんだか痛いなと思ってふと【帯状疱疹】ではないかと思い震える。

調べてみると確かに3箇所の傷は帯状に繋がる。

画像で見ても明らかに私の腹にあるものと同じ……

 

えーと、土曜日の17時ギリギリのタイミングでやってる皮膚科が近くにあるのか?

 

という不安がよぎる。

しかし日曜日は確実にないし、救急で行くのは専門医じゃない可能性があるしで今ならまだ何とかなるかも!と思い調べる。

 

ギリギリあいてる皮膚科を発見。

滑り込む。

 

おじいちゃんドクターは私の腰を見て【帯状疱疹だねえ】と一言。

月曜に難聴をやっていてイソソルビドゼリーという世界一まずいゼリーを処方されていた話もして、薬を出してもらう。

 

先述の【抗生物質

帯状疱疹には禁忌とのこと。

菌を増やして悪化させる、と説明を受けた。

 

キズパワーパッドは別に何も言われなかった。

 

 

薬はアメナリーフを処方されそうになった。

しかしこいつ薬価がくそ高い。

しかもコロナでアメナリーフが足りなくなり、余計に高くなってるという話もネットで見ていたので

おじいちゃんドクターに「アメナリーフ高いから安いのにしてくれない?」と相談。

 

【腎機能に障害が出るかもよ】

※アメナリーフは腎機能に影響なし

 

という説明を受け、

【絶対に水分をたくさん取る】

という条件付きで、ファムシクロビルへ変更。

 

 

あとカロナールとコンベック軟膏を処方してもらった。

 

初診料込で1090円。

 

 

となりの薬局で薬を貰う。

イソソルビドゼリーの話もする。

ファムシクロビルの腎機能障害の確率を聞いたら、心配するほどじゃないとのことで

安心して薬を受け取る。

 

ガーゼや絆創膏みたいなのが欲しい話をしたが

膿んだ感じになるとヨクナイとのことで

フワフワタオルや腹巻で保護したらいいと助言を貰う。

 

関係ないけどこの時相談に乗ってくれたダンディなおじさま薬剤師さんの声が伊武雅刀にそっくりでめちゃくちゃテンションが上がった。

薬局のカウンターに商品は置いてなかった。

「これなんですか」したかった。

(元ネタ:スネークマンショー「これなんですか」)

 

 

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そんなこんなで薬局では3日分の飲み薬と軟膏1本貰って1060円。

 

 

帰宅後、即お風呂へ。

帯状疱疹は冷やすと悪化し温めると少し楽になるという性質があるので、お風呂は湯船にしっかり浸かる。

 

食事の禁忌は無いので、なんでもお好きなものを。

 

水分はしっかりとる必要があるので、ポカリ1ℓを用意して布団に。

 

 

 

ここからが激痛地獄の始まりでした。

 

 

寝返りで絶叫

服があたって絶叫

ワンピースタイプの部屋着で締め付けないようにしててもダメ。布が当たるのがダメ。

痛すぎて眠りにつくのに7時間くらいかかった。

眠れても、痒くて掻いて痛くて起きて

また眠れなくなって

もうその繰り返し。

 

今後ここに頭痛や発熱が追加されるなんて

なんだこの病気、馬鹿じゃないの?

そんなことを考えながら頑張って眠る努力をする。

寝れても2時間で目が覚めてしまう。

 

 

つかの間の睡眠中に見た夢は

なんかくっそデカい樽サイズのバケツに屋根の雨水が溜まったのを捨てたり、抹茶とクリームが美味しいパン屋さん(not実在)に行く夢だった。

なんだこれ。

 

 

起きたら日曜日の11時だった。

慌てて飲むヨーグルトを飲んで薬を飲む。

 

 

とりあえずここまでが1~3日目の記録。

現在進行形なのでこれからまだ記す余力があれば記録に残そうと思う。

 

 

あと、これを読んでくれた人の中で50歳以上で帯状疱疹未経験の人や、家族に帯状疱疹未経験の50歳以上の家族がいる人は

 

帯状疱疹にはワクチンがある

ということを知って欲しい。

(ただし50歳以上しか接種できない)

 

帯状疱疹、避けられるなら避けた方がいい。

 

我が家は両親が50オーバーだが、父は帯状疱疹済。

母は水疱瘡のみ経験者。このつらさを経験して欲しくないのでワクチンの存在を伝えた。

 

ちなみに帯状疱疹は1度かかれば2回かかることは稀な病気。

しかし治療を適切に行わないと後遺症の神経痛が残る。そしてこれは高齢になればなるほど残りやすい。

水疱瘡未経験の人には水疱瘡としてうつることがあるが、水疱瘡経験者に帯状疱疹としてうつることはない。

 

そして、発症72時間以内の治療が必要。

 

決して家で寝て治すなんて考えてはいけない。

 

帯状疱疹、怖い。

それだけ覚えていて欲しい

 

 

 

では、4日目以降は今後更新するので

一旦これにて。

 

 

 

みっちゃん